弥生時代の大形掘立柱建物 分銅形土製品
吉野川北岸の河岸段丘の標高80mほどの台地上に立地している。1991年(平成3年)・1992年(平成4年)に工業団地建設に伴って発掘調査が実施された。その結果、竪穴住居跡が26棟、掘立柱建物跡(14棟大型のものを含む)が確認された。これらの建物は規則的に配置されており、集落を構成する建物それぞれがどのような役割を持っていたかを知る上で特に注目される。
土器や石器などの多くの遺物が出土しているが、注目されるのは分銅形土製品がある。分銅形土製品には目・鼻・口など顔が線刻されており、祭祀に用いられたと思われる。
本遺跡は、遺跡の立地や規模、出土遺物などから弥生時代中期の拠点集落と考えられている。
上空から見た西長峰遺跡
西長峰遺跡分銅形土製品
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