徳島県吉野川市鴨島町敷地
金堂跡が確認された古代寺院 県指定史跡
河辺寺跡は、四国山地の山沿いに位置する古代寺院である。
江戸時代の記録にみられたが、場所などははっきりとしていなかった。昭和29(1954)年に田の耕作中に、大形の石や瓦が出土したことから、記録にある河辺寺と考えられるようになった。
2005(平成17)年の徳島県埋蔵文化財センターの調査では、これまで知られていた礎石17カ所の他に,礎石を取り除いた穴10カ所と東西の基壇を確認した。この調査結果から、この礎石建物が4間×5間の規模の金堂と分かった。
建物の周囲からは、瓦が大量に出土した。出土した瓦の文様の特徴などから、寺が奈良時代(8世紀)に建てられたことも分かった。
徳島県の古代寺院は遺構の配置などはっきり分かっていないものが多く、建物の規模などが分かるものとして貴重な調査例である。
遺跡を見学するには、旧伊予街道(県道西浦・下西線)から、飯尾派出所の交差点を南へ500m。
河辺寺の発掘調査の様子。礎石が新たに確認されました。
出土した鬼瓦
問い合わせ先 徳島県立埋蔵文化財総合センター
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| Page Name : | 吉野川市/河辺寺跡 |
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