徳島県名西郡石井町城ノ内
古墳時代前期の円墳と方墳
標高約50mの北に延びる尾根先端に位置し、突出部をもつ円墳と方墳の2基からなる。さらに尾根の高い地点には前山古墳群が存在する。1号墳は突出部をもつ円墳で、全長14mの規模を有する。墳丘中央には、結晶片岩で作られた2基の竪穴式石槨が設置されている。石室内から銅鏡・鉄剣・刀子・石釧・勾玉・管玉・ガラス小玉などが出土している。
2号墳は10m×12mの方墳で、墳丘中央に結晶片岩で作られた竪穴式石槨が設置されている。石室内から鉄刀・鉄剣・鎌・刀子などが出土している。
両墳ともに墳丘の裾を立石を立てて区画し、葺石・貼石を設ける特徴的な構造をしていることや、1号墳の墳形が萩原1号墳や奥谷2号墳などと類似していることなどから、徳島における古墳時代前期の埋葬儀礼を考える上で重要な遺跡である。
石井町教育委員会
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