とくしま埋文ニュース

  
投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-03-12 16:11:03 (1088 ヒット)
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レキシルとくしまには,蜂須賀桜保存会から分けていただいた若木以外に,板野町ボランティア団体寄贈の蜂須賀桜が来館者駐車場入り口に植樹されています。
厳しい寒さもようやく緩み始め,先週あたりから蕾がふくらみ始めたと感じていましたが,3月7日(金),10輪ほど開花しているのを確認しました。
昨年は2月21日に開花を確認したので今年は少し遅れ気味ですが,この週末以降から徐々に開花していくと思われます。
淡い紅色のかわいらしい花が,これからのレキシルとくしまの春先を彩ります。






投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-03-12 09:38:03 (469 ヒット)
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 現在,開催している発掘へんろ展「四国のハニワ」にあわせて,アワコウコ楽連続公開講座を開催しました。
「四国の埴輪」は2018年2月18日(日)に,「人物埴輪の起源と葬送儀礼」は3月4日(日)に実施し、両日あわせて131名の方に御出席いただきました。
 「四国の埴輪」では,埴輪にみられる特色など四国各県の調査報告を行い,「人物埴輪の起源と葬送儀礼」では大正大学 塚田良道さんに,
埴輪の表現方法から男女や身分差の見分け方,人物埴輪の起源について,御講演いただきました。
また出土数が少ないながらも「琴をひく」人物埴輪の存在から,箏演奏家3名の御協力を得て箏の演奏を行いました。    



「香川県域における古墳時代前期の埴輪−近年の調査成果を中心に」と題して、お話をする高松市創造都市推進局文化財課の高上さん。
近年の発掘調査成果から,埴輪からみえてくる古墳時代前期の香川県の地域社会についてお話しいただきました。



「渦巻き文様を描く盾形埴輪」と題して、鳴門市大代古墳から出土した盾形埴輪を中心にお話しする公益財団法人 徳島県埋蔵文化財センターの藤川さん。



「伊予の形象埴輪〜「鶏」と「馬」から何を読み取るか〜」と題して,お話しする松山市教育委員会文化財課の山内さん。
愛媛県で多く見られる鶏形と馬形の形象埴輪を中心に、形象埴輪を見るときの山内さんの注目ポイントをご紹介いただきました。



「須恵質の埴輪をもつ伏原大塚古墳」と題して,公益財団法人 高知県文化財団埋蔵文化財センター 久家さんに高知県の古墳時代の状況をお話いただきました。
高知県では,埴輪が出土した古墳はこの伏原大塚古墳のみで,作り方も独特です。



3月4日(日)「人物埴輪の起源と葬送儀礼」の様子。人物埴輪のうち,男性を表した埴輪の見分け方・身分差について説明する塚田さん。



また聴講の女性に御協力いただき,女子埴輪の袈裟状衣について,持参した絹布で説明していただきました。
着用の実演により,後ろの画面(右側)にある,大阪府今城塚古墳から出土した女子埴輪の袋状に膨らんでいる箇所の理由がよくわかりました。



講演を2部に分け,その合間に箏の演奏を2回行いました。1回目の箏の演奏は,平岡さんによる「古代からのメッセージ」。
古墳時代の楽譜は残っていませんが,古代では「曲を弾く」というのではなく「琴をかきならす」そうです。
琴と現代の箏の違いの説明を受けた後,平岡さんの思う古代の琴の音が,参加者の方を古代に誘います。



2回目の講演の後は,3人で演奏。それぞれ曲に応じて箏を変え,調弦し,近世箏曲の祖である八橋検校作といわれる「箏独奏 六段の調」からはじまり,
「さくら三重奏」「ハナミズキ」と5曲演奏いただきました。調べから,過去から現代へ帰ってきたような感じでした。



大正大学 塚田さんと箏演奏家の平岡さん・山本さん・坂東さん。徳島県上板町と愛媛県松山市から出土した,女性の人物埴輪と一緒に撮影しました。
箏演奏家の方が着ている衣装は、古代をイメージして自分達で製作されています。


投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-03-06 10:12:39 (235 ヒット)
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 この「とくしま『体験の風をおこそう』フォーラム」は,国立淡路青少年交流の家に拠点をおく「淡路島から体験の風をおこそう実行委員会」が主体で開催したもので,
文化の森ウインターフェステイバルと同日に行われました。
 これまで、県庁やあすたむランドに体験の出展をしたことはありますが、文化の森は今回が初めて。
今回の体験は,アワコウコ楽倶楽部ものづくりプロジェクトメンバー主体で「組紐づくり」を行いました。
 レキシルとくしまで行っている「組紐づくり」は,道具を使わずに自分のユビだけでつくる「クテうち技法」で、紐をつくっていきます。
今回は,より多くの方にこの「クテうち技法」を体験してもらうために、毛糸でミサンガづくりを行いました。
親子連れを中心に,徳島大学に留学に来られた方など130名の方に楽しんでいただきました。










すだちくんに、ミサンガをプレゼント!



出来たミサンガをつけると、こんな感じ


投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-03-04 18:26:48 (252 ヒット)
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発掘へんろ展の会期中に,徳島彫刻集団の有志の方々に御協力いただき,レキシルとくしまにおいて屋外展示をしています。
芸術家がみた歴史,思う古代とは!
また埴輪や展示室の土器は,造形という視点から見たとき,どのように見えるでしょうか。
観覧無料ですので,お気軽にお越しください。

会  期/平成30年1月12日(金)〜3月18日(日)
開館時間/9:30〜17:00
休 所 日/月曜・祝日



上記の写真には,6ある作品のうち4作品が写っています。



この場所から見る夕方の高越山は,格別です。作品と高越山,あなたにはどのように見えますか。


投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-02-07 13:37:13 (466 ヒット)
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第3回 発掘へんろ展「四国のハニワ」の会期中に,関連イベントとして「弥生時代の琴をつくろう!」を2月4日(日)に開催し、
35名の方が参加されました。
今回,鳥取県埋蔵文化財センターの方に御協力いただき,鳥取県青谷上寺地遺跡から出土した琴をモデルとした弥生時代の琴を作り,
また現代の箏との違いを体験してもらうために,箏演奏家の方の御協力で箏に触れる体験も実施しました。



当日の朝,センター玄関前の様子。7時頃は全く雪がありませんでしたが,みるみる雪景色に。
断続的に雪が降りましたが,お昼前には太陽が顔をのぞかせるようになり,積雪もなくなっていきました。
午前は上記のような天候でしたので,キャンセルされた方が多かったです。




最初は,琴についての歴史的な説明です。




次は,弥生時代の琴が出土した鳥取県青谷上寺地遺跡について,鳥取県埋蔵文化財センターの濱田さんからお話がありました。




出土した弥生時代の琴について説明する濱田さん。




いよいよ体験開始!前のプロジェクターで説明を聞きながら,琴づくりを開始です。




最初に,音を響かすための穴を開けていきます。




次は印刷されたラインに沿って,ハサミで切り離していきます。




点線に沿って折ってゆき,形をつくっていきます。




折るところは,ここかな。




のりしろに両面テープを貼り付けて,接着していきます。




天板に弦となる輪ゴムをはり,胴部とくっつけて完成。どんな音が鳴るかな。




皆さん,ほぼ出来上がってきました。




次は箏の演奏です。演奏に入る前に「琴」「箏」「コト」について,説明を聞きました。
また箏の構造や演奏方法についても触れ、弥生時代の琴との違いを体感された方も多かったのではないでしょうか。




箏の二重奏をする平岡さんと坂東さん。



演奏は,お正月によく流れる「春の海」から始まり,「土人形」「童歌」,となりのトトロの「さんぽ」等を弾いていただきました。
参加された方々は,箏の生演奏に聴き入っていました。また箏をどのように弾いているのか見てもらうために,
プロジェクターで手元を大きく映したところ,両手を使った複雑な動きに驚かれた方もいました。



演奏が終わり,いよいよ箏にふれる体験です。演奏するためには,親指・人差し指・中指に自分の指にあった大きさの爪をつけます。
鳴らし方を教わり,おそるおそる弦をはじいてみます。







箏の楽譜を見ながら,参加者は「さくら」を弾きました。


今回の体験は,鳥取県埋蔵文化財センターと箏曲家平岡さん・坂東さんのご協力を得られて実現できたものです。誠にありがとうございました。
このようなコラボは当センターでは初めてであり,体験者の方からも好評を博しました。

今回だけで終わるのではなく,今後もこの縁を深めていけたらと思います。そして当センターのおもしろ体験に参加された方々には,
楽しみながら体験を通して過去と現在のつながり,そしてそれらを体感できるよう,色々と企画していきたいと思います。


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