2017「第1回 てくてく遺跡めぐりin板野」を開催しました。

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TOP : 2017「第1回 てくてく遺跡めぐりin板野」を開催しました。
投稿者 : webmaster 投稿日時: 2018-02-07 11:18:12 (856 ヒット)
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1月28日(日),降水確率40%の天気予報。大きな天候の崩れはないだろうと判断し,雲が広がるやや不安定な天候の中,
遺跡・史跡を歩きながらめぐる「第1回 てくてく遺跡めぐりin板野」を開催しました。

歴史を学ぶ方法はいろいろありますが,自分の足で歩き,目で見て,からだ全体で「感じる」ことは,
文献や写真などの資料から学べない何かを見つけられる可能性があります。
この「てくてく遺跡めぐり」では,こういった体験を通じて地域の文化財や史跡をもう一度見直し、
地域の歴史にさらなる興味や関心を深めていただこうと企画しました。

レキシルとくしま(徳島県立埋蔵文化財総合センター)がある板野町は,文化財や史跡がたくさんあります。
第1回は板野町で開催することにし,レキシルとくしま南方にある板西城を中心に関連する場所をめぐることにしました。

インフルエンザで欠席される方が数名いらっしゃいましたが,6〜78才の35名の方の参加がありました。
歩きはじめたところ,霙交じりの小雨となり,傘や合羽で雨をしのぎながら,板西城に向かって進みます。





板西城城主 赤澤信濃守の娘 カヨを供養するために建立された「振袖地蔵」に立ち寄りました。




板西城へ行く道中に,「黒谷川宮ノ前遺跡」「黒谷川古城遺跡」があり,その調査成果の説明を聞きます。




板西城は,当時を偲ばせるような建造物や遺構などは残っていませんが,城があったとされる場所の周囲をレンコン畑が取り囲み、
畑と比べると1〜1.5m高い微高地にあります。説明を聞きながら,当時に思いを馳せます。




田園地帯を通って愛染院へ。この頃になると,雨も止んできました。前方にみえる山の麓に,目指す愛染院があります。




もうすぐ、愛染院です。




赤澤信濃守の御廟。巨大な草鞋がみえます。




御廟の裏手に,板野町史跡の「板西城将兵の墓」があります。




「板西城将兵の墓」




愛染院の次は,「青石の橋」です。この橋は,横穴式石室の一部と考えられる結晶片岩を使用して作られています。
石室は「犬伏塚穴」と呼ばれ,現存していれば板野郡域で最大規模であっただろうと推定されています。
愛染院から青石の橋までの道中に,蓮華池遺跡・蓮華谷古墳群があり,その調査成果を聞きながらの道のりでした。




青石の橋はレキシルとくしまの近隣にあり,疲れた方はここで解散。
まだまだ大丈夫な方は,北方に赤澤信濃守の娘婿であった安芸飛騨守弘恒の墓所,県指定史跡である板野犬伏蔵佐谷瓦経塚まで足を伸ばしました。

ケガや事故もなく,非常にスムーズに遺跡めぐりの進行が出来たのは,参加された皆様,アワコウコ楽倶楽部のメンバーさんのおかげです。ありがとうございました。
次回も地域の歴史にさらなる興味や関心を深め,また楽しんでいただけるような,てくてく遺跡めぐりを企画していきたいと思います。


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